弁護士コラムバックナンバー
2021年09月

ライオンズクラブ 地区ガバナーに就任して

弁護士法人ひかり総合法律事務所
代表社員 藤原宏高

1.ライオンズクラブとの出会い

 私がライオンズクラブに入会したのは弁護士になって3年目、32歳の時です。

 私が新築した自宅の井戸から砂が出たことから、井戸屋さんを自宅に呼びました。

 この井戸屋さんが、私に「地元でボランティア活動しませんか」と誘ってくれたのがライオンズクラブに入会したきっかけです。

 ライオンズクラブ国際協会は、シカゴを発祥の地として既に生誕103年目に入っている世界的な人道的奉仕団体です。

 日本全国各地でおよそ10万人の会員がおり、全国35の準地区に分かれていて、それぞれ地区ガバナーがおります。

 ライオンズクラブに所属する会員の多くは、地元の中小零細業者又は個人事業者の方々です。

 私が地元のライオンズクラブに入会した時、どうしてこのような中小零細業者の人たちが熱心に奉仕活動に励んでいるのか、驚きでした。

2.ライオンズクラブの組織

 私が所属する船橋中央ライオンズクラブは、千葉県全体のライオンズクラブを統括する333-C地区に所属しており、地区ガバナーは千葉県全体のライオンズクラブを指導する立場にあります。

 千葉県内には、114のライオンズクラブがあり、2841名の会員が所属しています(2021年6月末現在)。

 単純に計算すればそれぞれの市町村に大体1つのライオンズクラブがある見当ですが、個々のライオンズクラブの会員数は20人から30人程度と、規模としては大きくなく、人口の多い船橋市では8つのクラブが活動しております。

 そのため、そういう意味ではライオンズクラブは地域に根ざした奉仕団体と言うことになります。

 地元住民に身近な奉仕活動として、ライオンズクラブは、青少年野球大会や市民マラソン大会の主催又は後援や、献血活動など、様々な人道的奉仕活動を行っています。

 そのため、地域社会とライオンズクラブの活動は非常に密着したものとなっており、自分の住んでいる地域に貢献すると言う意味で、やりがいのある活動ができる場です。

 他方、個々のライオンズクラブは、ライオンズクラブ国際協会に所属していますから、世界的な人道的奉仕団体としての任務もあります。

 例えば、年に一度開催され、世界中のライオンズクラブが交流する場である世界大会や、オセアルフォーラムへの参加、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)への寄付やLCIFの資金を活用した人道的な奉仕活動などです。

 LCIFは、世界中のクラブ員が任意で資金をLCIFに提供することにより、年間4000万ドルもの資金を世界の紛争地域の貧困者や視力に困った人たちの支援等に使っています。

 ライオンズクラブの魅力は語りつくせませんが、私は地元のライオンズクラブの先輩方から人生の楽しさや奉仕事業に取り組む人々の熱意や素晴らしさを教えていただきました。

 現在、私は弁護士として、「顧客目線で考えること」をモットーとしていますが、この考え方は、ライオンズクラブの先輩たちから教わったものです。

 また、私の子どもたちは、それぞれアメリカに短期留学しましたが、これも今は亡き米国ヘイワード市のライオンズの先輩が指導してくれた賜物です。

 現在私は67才になりましたので、ライオンズクラブに所属していた時代の方が長いことになります。私の人生は、ライオンズクラブなくしては、達成できなかったと痛感しております。

3.地区ガバナーに就任して

 人生の恩返しとして、また新たなチャレンジとして、私は、今般、ライオンズクラブ国際協会333-C地区2021-2022年度地区ガバナーを引き受けることとなりました。

 全国に35人の同期の地区ガバナーがおりますが、その中で弁護士は2人です。

 地区ガバナーとしての私の職責は、千葉県全体のライオンズクラブを統括する立場となりますが、上から目線ではなく、下から目線で取り組まないと、誰も言うことを聞いてくれません。

 ライオンズクラブの会員は、皆がボランティアで活動しており、中小企業の社長や要職にある人が多いからです。

 私は平成18年度に第二東京弁護士会の副会長を経験しましたが、業務量では副会長職には及ばないものの、大きな組織を動かすための様々な努力と工夫をしなければならない点で、弁護士会とは異なった難しさがあります。

 他方、やりがいのある仕事として、最高のチャンスをいただいたと実感しています。

 今年の5月から8月までの間に、多くの地区役員の方々の協力によって、地区ガバナー方針の策定、役員研修会の資料作成、様々な役員研修会のZOOM開催、第1回キャビネット会議のZOOM開催や地区ニュースの発行などを終えています。

 地区ガバナーの任期は来年の6月までですが、4月の年次大会では、次期ガバナーエレクトが誕生しますので、1年はあっという間に過ぎてしまうものと思います。

4.ライオンズクラブ入会の勧め

 皆さん、地元でボランティアをしたいとお考えでしたら、是非、地元のライオンズクラブに入会してください。

 きっと、新しい世界が待っていると思います。

以上

本コラム中の意見や推測にわたる部分は、執筆者の個人的見解であり、ひかり総合法律事務所を代表しての見解ではありません。 このコラムを書いた弁護士に
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