国際取引/海外進出

 経済のグローバル化は、企業の大小を問わず、国境を越えた取引を当たり前のこととし、国内企業による活動拠点や生産拠点の移転といった海外進出はますます拡大しています。

 もっとも、日本と海外各国ではビジネス慣習や法令等の違いから、法的リスクの把握が国内企業同士の取引の場合よりも難しいこと、また、多くの場合、英語での交渉や契約の取交わしが行われ、言語や文化の違いもあることなどから、後から思いもかけない法的トラブルや重大な損失や責任が発生する可能性が高いことは想像に難くありません。さらに、紛争になった場合には、日本語や英語に対応できる現地弁護士の費用、翻訳コスト等、費用が高くなりがちです。

 こうしたトラブルや損失等の可及的な回避のためには、現地の法令や手続の事前調査、法的リスクの的確な把握、その対応策の十分な検討、リスクを見極めた上での交渉や契約実務の実践が重要になります。

 当事務所では、相互提携している中国・台湾・米国・オーストラリアの法律事務所の弁護士とコンタクトを取りながら現地の法令や手続の調査等に対応できる体制を整えております。

 また、国内外の法令等に関する日本語及び英語での説明及び報告や、多岐に渡る国際取引契約(秘密保持契約、M&A契約等)の迅速かつ適切な作成、検討、助言等の対応に努めております。国際取引/海外進出の法務については、国内外の企業の国際法務に関し、豊富な経験を有する当事務所にぜひお声掛けください。

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