IP Boost Japan 事例紹介 -若返り技術に関する特許と知財戦略- | IP Boost Japan

IP Boost Japan 事例紹介 -若返り技術に関する特許と知財戦略-

[投稿日] 2026.02.03[更新日]
藤原宏髙

執筆者:弁護士法人ひかり総合法律事務所 代表社員

藤原宏髙

(ふじわら ひろたか)

 私たちが展開するIP Boost Japan(アイピー・ブースト・ジャパン)は、これまで知財戦略に関する各種コラムの発信や、セミナーを録画した研修ビデオの公開等を通じて、知財戦略の必要性について啓蒙活動を行って参りました。

 このたび、私たちが支援してきた知財戦略の具体的事例をご紹介できる運びとなりました。

 一般財団法人了德寺医学研究財団理事長の了徳寺健二氏は、長年にわたる研究を通じて「ストレスフリー療法」を開発し、同療法に関連する技術について、国内のみならず主に米国等の国外においても特許を取得してきました。私たちIP Boost Japanは、これらの特許取得について継続的に支援を行ってまいりました。

 昨年には、了德寺氏のストレスフリー療法に関する新たな技術について、特許化に至っています(特許第7657916号)。

 その後も、了德寺氏は、ストレスフリー療法の集大成とも言える遺伝子レベルでの若返り技術について研究を重ねています。

 現在は、エピジェネティッククロックやテロメア長といった、生物学的年齢を評価する最新の遺伝子的指標を用いた検証が行われており、これらの指標において一定の優位性が観察されています。この技術についても、現在特許申請中です。

 これらの研究内容および検証結果の一部は、了徳寺氏の最新刊でも報告されています。

 「もう夢ではない不老不死の実現」 了德寺健二 著

 (出版社:青志社、発売日:2026年1月30日)

 近年、老化を単なる不可逆的な自然現象として捉えるのではなく、健康寿命の延伸を目指す「若返り技術」は、世界的に注目を集めています。2025年には、Xプライズ財団が主催する「XPRIZE Healthspan」が開催され、世界中から多数の研究チームが参加するなど、関連分野への関心と投資が急速に高まっています。

 このような社会背景の中で、了德寺氏の研究およびそれを適切に知的財産として整理・権利化していく取り組みは、将来の医療・健康分野における技術展開を見据えた、重要な知財戦略事例であると考えています。

 IP Boost Japanは、今後もこうした先進的な研究成果が適切に評価され、社会に活かされていくための知財戦略支援を行ってまいります。

 参考:XPRIZE Healthspan に関するYouTube動画

 https://www.youtube.com/watch?v=aZJuhhhe80A

 

了德寺健二氏の主な国内特許(抜粋)

 ・特許第5610601号

 ・特許第5633985号

 ・特許第5955910号

 ・特許第6417148号

 ・特許第7657916号

*現在国際特許申請中


    2026年2月3日

IP Boost Japan 弁護士 藤原 宏髙

        弁理士 上村 輝之

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